01 株主の皆様へ コスト競争力の強化と将来の成長に向けた 投資を着実に実行し、強い収益基盤を持った 企業グループを目指してまいります。 代表取締役社長　橋本　太 A.当第２四半期連結累計期間におけるわが国 経済は、政府、日銀主導による経済政策を受 けた円安、株高の進行により、消費マインドに改善の 兆しがみられるものの、外需は、長引く欧州経済の低 迷に加え、新興国における景気減速も鮮明になるな ど、先行き不透明な状況のうちに推移しました。 　当社グループを取り巻く事業環境につきましては、 一部の製品で需要持ち直しの兆しが見られるものの、 力強い回復までには至らず、円安の進行を受けて原 燃料価格が上昇するなど、予断を許さぬ状況が続い ています。 　このような中、当社グループは、グループをあげた コスト削減の徹底に取り組むとともに、各製品の事業 環境に応じたきめ細かい販売政策を実施し、収益の 確保に努めました。 　この結果、当第２四半期連結累計期間の売上高は 736億４千３百万円（前年同期比1.1%増収）、営業 利益は74億１千３百万円（前年同期比8.0%増益）、 経常利益は79億６千８百万円（前年同期比13.1% 増益）、四半期純利益は51億１千５百万円（前年同期 比4.4％増益）となりました。 Q. 当第２四半期連結累計期間の概況についてお聞かせください。